「焼物」を学ぶために知っておきたいこと
焼物とは?
焼物とは、ねん土または石の粉を練(ね)って形を作り、火の熱で焼き上げた器(うつわ)や作品のことです。多くの焼物では、水などのえき体を通さないようにするため、またはかざりのために、表面(ひょうめん)にガラスのような「まく」をつくります。その材料(ざいりょう)をゆう薬(うわ薬)といいます。
ねん土の種類(しゅるい)、うわ薬を使うか使わないか、焼き上げる温度(おんど)、使い道などによって、土器、かわら、とう器、せっ器、磁器(じき)に分類(ぶんるい)しました。
壺屋では焼物のことを「ヤチムン」と呼びます
焼物の分類
器のきほん形
焼物の器には、いろいろな形のものがあり、大きさも使われ方もさまざまです。それぞれの形、使われ方、各部の特ちょうなどをみて、分類(ぶんるい)し、名前をつけることができます。ここでは、皿、わん、鉢(はち)、かめ、壺、びんに分類しました。