國吉清尚展 吼える土〜壱百零八手〜
沖縄の陶芸家、故・國吉清尚の没後20年を期し、佐喜眞美術館・那覇市立壺屋焼物博物館所蔵のコレクション及び県内コレクター秘蔵のコレクションから、國吉清尚の作品を一挙にご紹介する展示会を開催いたします。
國吉清尚は壺屋焼の窯元・仁王窯で修業を積み、その後、人間国宝・濱田庄司(栃木県芳賀郡益子町)の元で作陶するなどして、読谷村で活動した陶芸家です。沖縄の土味を生かした焼き締めの作品を中心に、伝統に学びながら独自の作風を築き上げ、特にオブジェの制作では沖縄の陶芸界で先駆け的存在でもあります。
今回佐喜眞美術館では、7月3日(水)〜8月31日(土)の期間を前期・後期に分け、國吉清尚のオブジェや華器などを中心に展示し、那覇市立壺屋焼物博物館では、8月31日(土)〜9月29日(日)の期間、國吉清尚の茶碗や酒器などの作品を中心に展示いたします。両展を通して県内外で評価の高い國吉清尚の作品の魅力と、彼の作陶に対する想いをご堪能ください。
■日時:2019年8月31日(土)〜9月29日(日) ※休日を除き毎週月曜日は休館
午前10時〜午後6時(入館は午後5時半まで)
■会場:那覇市立壺屋焼物博物館3階 企画展示室
■観覧:無料