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「焼き物」を学ぶために知っておきたいこと
 


焼き物とは?


 焼き物とは、ねん土または石の粉を練(ね)って形を作り、火の熱で焼き上げた器(うつわ)や作品のことです。
 多くの焼き物では、水などのえき体を通さないようにするため、またはかざりのために、表面(ひょうめん)にガラスのような「まく」をつくります。その材料(ざいりょう)をゆう薬(うわ薬)といいます。
 ねん土の種類(しゅるい)、うわ薬を使うか使わないか、焼き上げる温度(おんど)、使い道などによって、土器、かわら、とう器、せっ器、磁器(じき)に分類(ぶんるい)しました。
 壺屋では焼き物のことを「ヤチムン」と呼びます。


焼き物の分類
土器(どき) ねん土を成形して700〜800度の熱(ねつ)で焼いたもの。水を吸う性質(せいしつ)がある。うわぐすりは使わない。
とう器 ねん土で形をつくり、1000〜1200度の熱で焼いたもの。少し水を吸う。うわ薬を使う。
せっ器 ねん土で形をつくり、1200〜1300度の熱で固く焼きしめたもの。 水を吸わない。 うわ薬を使うこともあれば、使わないこともある。
磁器(じき) とう石、長石などを原料とし、1300〜1400度の熱で 焼いたもの。水を吸わない。 うわ薬を使う。
かわら ねん土を一定の形に成形して900〜1200度の熱で焼いたもの。 水を吸う。主に屋根をふくのに用いる。


器のきほん形

 焼き物の器には、いろいろな形のものがあり、大きさも使われ方もさまざまです。それぞれの形、使われ方、各部の特ちょうなどをみて、分類(ぶんるい)し、名前をつけることができます。ここでは、皿、わん、鉢(はち)、かめ、壺、びんに分類しました。






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高さ/口の幅(はば)
 1/6以下
さら  平たくて、底があさく、口がひらいた形。
使われ方 のせる。もる。
部分  底+口
高さ/口の幅(はば)
 1/3未満(みまん)
わん  平たくて、底があさく、口がひらいた形。
使われ方 もる。いれる。
部分  底+どう+口
高さ/口の幅(はば)
 1/3以上
はち  わんより底がふかく、直径(ちょっけい)も大きく、口がひらいた形。
使われ方 もる。いれる。
部分  底+どう+口
首の幅(はば)
/ どう体の幅

 2/3以上


かめ  体が大きくて、口が広く底があさい。
使われ方 いれる。たくわえる。
部分  底+どう+首+口
首の幅(はば)
/ どう体の幅

 2/3未満(みまん)
つぼ  体がまるくふくらみ、口がすぼまった形。
使われ方 いれる。たくわえる。
部分  底+どう+首+口
首の幅(はば)
/ どう体の幅

 1/3以下
びん  首がつぼより細長く、口が小さい。
使われ方 いれる。たくわえる。そそぐ。
部分  底+どう+首+口



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