教育委員会TOP > 生涯学習課> 那覇 こどものためのデザイン >基本構想> H16 座談会実施報告


++++++


「チルドレンズ・ミュージアムについて考える座談会」実施報告
                        

趣  旨

「チルドレンズ・ミュージアム」とはなんだろう?その言葉の意味を含め、那覇市の子どもたちに必要な「チルドレンズ・ミュージアム」とは何か。


 座談会の様々な意見を通してハード面、ソフト面からの「チルドレンズ・ミュージアム」のイメージを共有し、那覇市独自の「チルドレンズ・ミュージアム」を考えるきっかけ作りを目的とする。
基調講演  
『わたしたちは、小さな市民とどう向き合うか?』
基調講演概要へ
座談会テーマ  
なはの子どもたちの「チルドレンズ・ミュージアム」とは?
座談会概要へ
期  日   平成16年7月2日(金) 18:00〜21:00
会  場   那覇市教育委員会 3階ホール
主  催   那覇市教育委員会
コーディネーター
○ 仲渡 尚史((財)沖縄こども未来ゾーン運営団)
パネリスト
○ 仲里 一恵(沖縄なは子ども劇場代表)
○ 久場 由紀子(沖縄子育て情報うぃず代表)
○ 照屋 寛樹(沖縄ハンズオンNPO副理事長)
○ 宮城 潤(NPO法人前島アートセンター理事長)
○ 仲田 美加子(那覇市教育委員会教育長)
参加人数  80人
アンケート等結果


 基調講演概要

 基調講演は、フロア参加者に胡椒の粒の入った封筒を配り、封筒の中身を見ずに、その中身は何であるかを考えさせることで、『体験』と言うキーワードを導いて始まった。多くの科学館等で行われている科学実験は、与えられるだけのもので、いわゆる教えであり真の意味での体験とは違う。体験とは、何か解らないものと出会って、見て、触れて、これは何だろうと考え、自分で確かめることが体験である。子どもたちの学びは、子どもたち自身が創っていく中で本当に体験して身につけていくものと説き、チルドレンズ・ミュージアム発祥の背景やその歴史、仕組みを国内外のチルドレンズ・ミュージアムの事例を挙げながら説明した。結びとして、今いる子どもがより良い市民となって、どう社会を変える力を持った子どもを育てていくかが大切で、子どもを小さな市民ととらえ向き合うことが重要であると締めた。

戻る

 座談会概要

座談会は、仲渡さんをコーディネーターとし、パネリストとフロア参加者を含んでのワークショップ形式で行われた。
今の子どもたちに欠けているもの、今の子どもたちに満ち足りているもの、削るもの足すもの、那覇市のチルドレンズ・ミュージアムを考える上で、どんなことを大切にする大人でありたいか等をキーワードに座談会参加者から様々な意見を引き出した。
欠けているものとして、時間・経験・ハングリー精神・自分で考えること・好奇心・我慢・努力・忍耐・創造性・社会とのつながり・子どもらしさ等が挙がった。
満ち足りているものとして、情報・教わること・ゲーム・携帯電話・既成のおもちゃ・既成の遊び・親の過干渉・食べ物・電化製品等が挙がった。
削るものとして、親の干渉・授業時間・テレビ・習い事・学校的教育・決められた枠、足すものとして、時間・空間・仲間・自主性・競創・尊敬できる魅力的な大人・子どもに成果を求めないという親の価値観を変えること・多様な価値観・芸術文化活動・笑うこと等が挙がった。那覇市のチルドレンズ・ミュージアムを考える上で、パネリストの仲里さんは、「生の舞台鑑賞を増やして、子どもたちの心を豊かにしては」と提言、照屋さんは、「子どもたちに商売の体験をさせ、サービス面からの対人関係の構築、お金の使い方やその大切さを自ら学べるチルドレンズ・ベンチャーミュージアムの実施」を提案した。
久場さんは、「移動図書館のような移動型チルドレンズ・ミュージアムがあっても良いのでは。そうなれば、地域の親同士の交流もはかれる」と提案、また宮城さんは「子どもたちが身近な地域、コミュニティーの中で活動できるプログラムや、各方面で活動している人たちとの交流ネットワーク作りが必要」と述べた。
一方、仲渡さんは今回の座談会に主役である子どもたちがいないことを指摘し、構想づくりの段階から子どもたちの意見を採り入れることの大切さと、那覇に住みたいと思ってくれる子どもたちを育てることの大切さを説いた。


↓↓↓ 座談会の様子 ↓↓↓


 今後の取り組みについて(座談会の結果を受けて)

(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアムの構想策定に向けて、この座談会でパネリストやフロア参加者(市民団体、市民)から出た意見等を構想に反映させるために市民団体や市民から成る(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想策定委員会を立ち上げ、当該委員会で提案される意見と、行政で組織する(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想策定プロジェクト・チームで提案される意見とをすり合わせて、(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想を策定したい。
戻る
 アンケートの結果

質問1 本日の座談会についてのご意見、ご感想などがあればお書きください。

パネリストには子育ての経験豊富な方を参加させたらいかがでしょうか。中身の濃い、味があるご意見が出るものと思います。

漠然とではあるが、ある程度のイメージ作りが出来たのでは。ただ今後どのようにこの構想を進めていくのか気になります

子どもたちをどうにかしなければという熱意はみんなから感じられたが、何か物足りない。話しは楽しかった。もっと自然体験を、との視点も欲しかった。もっと本気で子どもたちを遊ばせるような意見もほしかった。

今日は若い方の意見を聞くことができ充実した時間を過ごせました。個人的には、私が現在やっている家庭文庫もチルドレンズ・ミュージアムかなと思いました。今回参加することで子どもたちと話をしてきました。大人としてこれが大切な気がします。

その場で無理にまとめようとしないコーディネーターが良い。

仲渡さんの「子どもが使う場所のことなので、この場に子どもがいない・・・」に対して子どもに一番近い職場として、子どもの意見を聞き、代弁できるようにしたい。
とても良い会だった。各分野で活躍されているパネリストの意見は拝聴にあたいした

子ども達が居てもよかったと思いました。

都会になればなるほど便利にはなっているけど沖縄らしさが無いことが多い。沖縄にいてもっとイイ部分に触れて、それを普段暮らしていく中での生活の一部にありたい。忙しい忙しいばっかりじゃなくてウチナータイムを作れる生活にしていきてゆけたら。大人がそうしていけば子どもも自然とそうなるかな?
子どものことを小さな市民と定義づけした視点は新鮮でした。共に生きることを理想にします。
初めての聞きなれない座談会に参加することができてよかった。チルドレンズ・ミュージアムという言葉が少し理解できたような気がします。現在は高齢者に力を入れていますが、子育て支援にも力を入れてみたいと思いました。
おもしろかったです。今度はこどもの意見もききたいですね。自分のこどもを連れて行きたいと思うミュージアムにしたいです。最後の課長の行政行政した挨拶がまた面白かったです。きちんとまとまってました。
座談会の2時間という時間が少し長めだったのではないか。時間があって、多くの人の意見が聞くことができたとは思うが逆にその時間を持たすために間延びしてしまったのではないか。もっとパネリストたちの声を聞きたかった

子どもをとりまく社会状況の異変にたいへんびっくりしています。現在大人の頑張り手本を示すべきだと思います。私たち65歳、戦後の物の少ない時代に生きてよかったと思います。

会場もパネリストも一緒に課題について考え、意見するのがよかった。

1.「『チルドレンズ・ミュージアム』って何だろう」と思い参加し、少しだけわかったような気がした。が、外来  語(カタカナ)が多くて理解できないのもある。日本語では説明できないものなのでしょうか?
2.いろいろな年代、いろいろな方たち(職種、所属団体、個人等)の意見が身近に聞けてよい体験となり、  いろいろと考えさせられた。

参加して良かったです!!

飽きないで参加できた。


質問2 今後、チルドレンズ・ミュージアム構想づくりをすすめるにあたってご意見等があればお書きください。
学校教育の時間を少なくし、家庭教育時間を増やす。その後援、応援、援助を博物館、図書館、公民館、その他のNPO法人などの各機関と行政が連携し行うようにしたらいいと思う。

那覇市足りないものは?那覇市なにが問題?那覇市なにが課題?子どもたちは何を求めているの?今子どもたちはどんな問題を抱えているの?

「地域の理科室」がほしい。学校教育では実験がどんどん削られている。もっと実験、体験をしなくては日本の将来は暗い。

1.素てきで楽しい子ども時代を送れるようサポートする。
2.いろんな興味の対象を選べるように。

大人の目線でこどもを見ない。こどもの目線で今をみつめ、大人・子供ミュージアムが必要ではないかと思う。また、各地域には公民館があり、「こどもプロジェクト」を互いに出し合い共有し、活用するとが大切とおもう。そして夢、希望を大人・子供が共有する場こそミュージアムでしょう。

やっぱり「沖縄」という土地にいるのだから、「沖縄でしかできない暮らし方」がとても大切だと思う。伝統行事の中には今日話したすべてのコトが含まれているように感じました。かっこいい大人もたくさんいることに気づくし自分の役割も知って(何もないところから出てくる)伝統を学び、ほこりを持つことで生きがいを感じれる。「大人」が「モノ」とか「与える」とかそういうことではなくて、みんなで一緒に何かをすることでうまれてくるのではないかと思う。

地域でのコミュニケーションをするために行事参加等を学校も協力して参加できたら。大人の職場も。

身近なものを大切にする気持ちを、子どもたちと共有するものにしたい。

太鼓集団を結成していけばどうです。小禄地域では各字単位で太鼓が取り入れられているようです。

市のものなので、建物も大事だと思いますが、だだっぴろい空間があるといいですね。ちらかってもいいような。

物をひっぱり出してもいいような。こどもの秘密を守れるような場所があってもいいかなー。

構想自体の完成形を求めるやり方ではなく、それをつくり上げていく作業の過程を大事にしてほしい。多くの人を巻き込んでいくことが重要だと思う。
コーディネーターの仲渡さんがおっしゃったように、市民として子どもを構想づくりに参加させたほうがいい。

@ウズンビーラ、安里のフェーヌシマ、上間の棒・獅子舞、那覇まつりの行列、首里文化まつり等、那覇市 の素晴らしい伝統文化(芸能)に子どもの参加枠を増やす。足元の那覇は素晴らしい!!
A世界的な音楽、バレエ、舞台鑑賞。
B真和志地区に有る素晴らしい伝統芸能への参加。
C地域のまーいと高齢者のおはなし会
D他府県、海外の子ども達との交流。
  1.早朝の子どもの時間作り。

    ◎朝露のついた草花、木々の観察

    ◎虫探し/鳥探し

E野草の料理

ミュージアム体験ツアーを学校行事に取り込んで欲しい。

戻る