
教育委員会TOP > 生涯学習課> 那覇 こどものためのデザイン >基本構想> H16 座談会実施報告
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基調講演は、フロア参加者に胡椒の粒の入った封筒を配り、封筒の中身を見ずに、その中身は何であるかを考えさせることで、『体験』と言うキーワードを導いて始まった。多くの科学館等で行われている科学実験は、与えられるだけのもので、いわゆる教えであり真の意味での体験とは違う。体験とは、何か解らないものと出会って、見て、触れて、これは何だろうと考え、自分で確かめることが体験である。子どもたちの学びは、子どもたち自身が創っていく中で本当に体験して身につけていくものと説き、チルドレンズ・ミュージアム発祥の背景やその歴史、仕組みを国内外のチルドレンズ・ミュージアムの事例を挙げながら説明した。結びとして、今いる子どもがより良い市民となって、どう社会を変える力を持った子どもを育てていくかが大切で、子どもを小さな市民ととらえ向き合うことが重要であると締めた。
座談会は、仲渡さんをコーディネーターとし、パネリストとフロア参加者を含んでのワークショップ形式で行われた。 今の子どもたちに欠けているもの、今の子どもたちに満ち足りているもの、削るもの足すもの、那覇市のチルドレンズ・ミュージアムを考える上で、どんなことを大切にする大人でありたいか等をキーワードに座談会参加者から様々な意見を引き出した。 欠けているものとして、時間・経験・ハングリー精神・自分で考えること・好奇心・我慢・努力・忍耐・創造性・社会とのつながり・子どもらしさ等が挙がった。 満ち足りているものとして、情報・教わること・ゲーム・携帯電話・既成のおもちゃ・既成の遊び・親の過干渉・食べ物・電化製品等が挙がった。 削るものとして、親の干渉・授業時間・テレビ・習い事・学校的教育・決められた枠、足すものとして、時間・空間・仲間・自主性・競創・尊敬できる魅力的な大人・子どもに成果を求めないという親の価値観を変えること・多様な価値観・芸術文化活動・笑うこと等が挙がった。那覇市のチルドレンズ・ミュージアムを考える上で、パネリストの仲里さんは、「生の舞台鑑賞を増やして、子どもたちの心を豊かにしては」と提言、照屋さんは、「子どもたちに商売の体験をさせ、サービス面からの対人関係の構築、お金の使い方やその大切さを自ら学べるチルドレンズ・ベンチャーミュージアムの実施」を提案した。 久場さんは、「移動図書館のような移動型チルドレンズ・ミュージアムがあっても良いのでは。そうなれば、地域の親同士の交流もはかれる」と提案、また宮城さんは「子どもたちが身近な地域、コミュニティーの中で活動できるプログラムや、各方面で活動している人たちとの交流ネットワーク作りが必要」と述べた。 一方、仲渡さんは今回の座談会に主役である子どもたちがいないことを指摘し、構想づくりの段階から子どもたちの意見を採り入れることの大切さと、那覇に住みたいと思ってくれる子どもたちを育てることの大切さを説いた。
(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアムの構想策定に向けて、この座談会でパネリストやフロア参加者(市民団体、市民)から出た意見等を構想に反映させるために市民団体や市民から成る(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想策定委員会を立ち上げ、当該委員会で提案される意見と、行政で組織する(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想策定プロジェクト・チームで提案される意見とをすり合わせて、(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想を策定したい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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