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第1回
(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想づくり委員会議事録
                           日時:平成16年9月11日〈土〉 午前10:00〜12:00
                               場所:那覇市立教育研究所
                               司会:トータルメディア開発研究所
                               記録:(有)バグハウス

出席者(敬称略):
 員/仲渡尚史(委員長)、久場由紀子(副委員長)、阿部理沙、上間弘子、新里久乃、
  武村博子、照屋寛樹、照屋美和、仲里一恵、宮城潤、宮平由紀子、吉田悦治、米盛徳市、
  *上田真弓(欠席)

 那覇市/長田隆子、森田浩次、仲村功、内間章
 トータルメディア/熊谷透、佐藤正文、岩田紳也、橋本知子、山田葉子


1.はじめに  (社会教育・スポーツ課)  長田隆子)

 今回、「那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想づくり委員会」に御応募いただきましてありがとうございました。子どもたちのために何かしなくてはという善意と熱意と決意の皆さまが御参加くださって大変感謝しております。

 最近の青少年問題を考えると、何かしらの子どもが体験できる場所や時間が必要だということを痛感しております。では何ができるか、何をどうすればよいかと考えたとき、本日参加してらっしゃる皆さまのように、那覇市をとりまく多くの人達の力、あるいはそのような人材のネットワークが必要となってきます。


 市民と行政が協力して町をつくっていく、子どもたちに真に必要なものは何なのかということを一緒に考えていきたいと思っております。どうぞみなさんのお力を貸して下さい。よろしくお願いいたします。



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2.事務局あいさつ  (潟gータルメディア開発研究所 熊谷透)

 私共は文化施設のコンテンツを中心にこれまで仕事をさせていただいてきました。今回はハード優先ではなく、ソフトが中心ということなのです。これからは文化施設を作り上げていくプロセスですとか、あるいは文化事業そのものの形が変わっていくのであろうと思われます。私共もこういう仕事の形は初めて体験するものであります。新しいコンセプトですので、新しい仕事の進め方というものをこれを機会に勉強して試行錯誤しながらやっていきたいと思っております。

 そういうことですので、私共が何かまとめていくというよりは、皆さんの話を伺いながら編集していく、編集者の役割という形で作業をすすめていきたいと思っています。

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3.委員委嘱状及び委員会要綱の説明

 配付資料「委員会の設置要綱」を簡単に説明。

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4.委員会開催
【委員長・副委員長の選任】
  委員長:仲渡尚史   副委員長:久場由紀子

(仲渡)

 委員会を半年の間に7回開催しなければいけないのですが、実質、いろんな議事を決めていくには短い回数であります。市民の意見を反映する場ではあるのですけども、かなり効率的にやっていかなければなりません。

 まずみなさんにお伝えしておかなければならないことは、「チルドレンズ・ミュージアム」という、非常に聞きなれない言葉です。先程、長田課長の方からこれからの那覇市の子どもたちに何が必要なのかというような話がありました。子どもたち(小さな市民たち)に対する事業ということは、未来の那覇市を担う人たちをどういう風に育てていくかということなので、私たちが未来の那覇市に対するイメージをきちんともつことが大切になってきます。

 そのために、何がどう必要なのかということを皆さんの中でイメージしていただければ、それが今回のチルドレンズ・ミュージアムという構想の中で生されていくのではないかと思います。

 欧米にチルドレンズ・ミュージアムはたくさんありますが、そこから何か引っ張ってきてつくろうというのではなくて、誰のために何をどうし、そのためには何が必要なのか、これを協議していきましょう。短い開催回数ではありまが、まずそういった根本的なところから始められたらいいのではないかと思っております。


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【「構想策定業務のスケジュール(案)」について】
   (潟gータルメディア開発研究所 熊谷透)

9〜11月;事業の全体像を思い描いてみる。できれば、チルドレンズ・ミュージアムという事業名称そのものを、もっとふさわしい事業名称があれば変えていければ。
 
11〜1月;具体的な構想の内容を詳細に詰めていく。

2月;構想書をまとめる。モデル事業として、まとめ作業と並行しながらワークショップ開催する。


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【次年度以降の当業務への取り組みについて】
   (社会教育・スポーツ課 長田隆子)

(長田)


 ハコではない。まずハコの基本構想案があり、それから事業の構想があるというかたちで長い時間をかけてつくるのが一般的だが、今回は、ソフトから考えながら、机上の空論だけではないモデル事業を来年度実施しながら、実際の事業を精査していくという、今までの行政にないかたちです。




 (仲渡)

 ここで、「こういったことがやりたい」というご意見があれば、ぜひ今回の基本構想のなかで話をしていただきたい。

 前回、今回の委員の半分ほどが出席した「チルドレンズ・ミュージアムについて考えよう」という座談会が開かれ、80名ほどの出席者がありました。

 そのなかでいろんな課題があがっているので、それらを精査しながら、進めていけたらと思っています。

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【座談会「チルドレンズ・ミュージアムについて考えよう」の報告】
   (社会教育・スポーツ課 仲村功)

配付資料「座談会討議内容報告資料」

 チルドレンズ・ミュージアムと聞いて、ハコをイメージするが、ハコではくソフト面ということから今回の事業はスタートしている。

 ソフト面、ハード面からイメージを表現しようとして〈前回〉座談会を開催しました。今回の委員のなかからも出席してもらい、「今の子どもたちに欠けているものは何だろう」、「満ち足りているものは何だろう」ということを話し合い、「満ち足りているもの」から「欠けているもの」を引いてみるというワークショップの手法で座談会が進められました。那覇市の今の子どもたちに必要なものは何か、チルドレンズ・ミュージアムの課題は何かということを話し合いました。

 数多くあがったものは「コミュニケーション不足」で、「遊ぶ場が少ない」、「実体験が少ない」、「自然体験が少ない」などの意見もありました。

 満ち足りているものはテレビなどの「情報」。「心を育てたい」という意見を、構想に繁栄させていただければと思います。

(仲渡)

 今の子どもに欠けているものをピックアップしたものをみますと、コミュニケーションに関わる問題が半数以上を占めています。今、直感的に足りないと思われているのが、こういったコミュニケーションあるいはコミュニケーションの場であるということを非常に実感しました。

 一方、大人としてどんなことができるのかという点をみると、「体験させる活動」の方が非常に多くなっている。子どもたちの想像性・好奇心というものは、子ども主体になって何かに取り組んだり、あるいは作り上げていくということなんですけど、逆に大人がしたいことというと、与える「・・・させる」というのに重心がいってしまう。「欠けている」ところでいい意見を出していただいたのですが、じゃ「何をするか?」というと、大人はけっこう手詰まりなんだなという気がしています。

 今日のこの場では、未来の那覇市に対してどんな市民が生まれてくるといいのか、チルドレンズ・ミュージアムがどうあるべきかというかたちで、必要なものから詰めていって構想づくりの最初の取っ掛かりにしたいと思っています。

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【各委員自己紹介】

 みなさん(各委員)が抱いている、那覇市の子どもたちにどんな活動であったりスペースであったり、場であったりをつくりたいか、あるいは自分が考えている子どもたちの課題といったものを、解決方法はわからないけど気になること、何か働き掛けるようなものを話して欲しい。

 集中するために、一言をスケッチブックにかいてもらい、書いたことをきっかけに話し合いをしていただきたい。一人、1分少々で一言書いていただき、話し合いをしていただきたい。

 久場由紀子;「子どもが選ぶ」。児童館や体験施設は色々あるが、実は子ども自身が選んで行っているのか?歩いて行ける場所にたくさんあったら。
 
 米盛徳市;「Web交流プラザ 地域・外国」。空き店舗などを利用する

 吉田悦治;「約束」。うまく生きかねている子どもたちとの約束を守るために、子どもたちの環境づくりだとかネットワークづくり、コミュニケーションのあり方、子ども文化のあり方を考えていきたいと思っている。ワークショップの経験を生かしてモデル事業に協力できるのではないか。

 宮平由紀子;「心のゆとり」。子どもたちに居場所を。

 宮城潤;「子ども達がコミュニティー(地域)の中でいきいきと活動できる場、環境」。子どもが地域の中でいきいきとできる状況から町自体が変わっていくのではないか。

 仲里一恵;「仲間づくり 時間 空間」。子どもが主体的に動くことは大人がやるより時間がかかる。子どもが一つの興味を元に集まることから始めて、歩いていける距離、安全で自由に表現できる場が地域にあることが大事なのではないか。

 照屋美和;「デリバリー」。箱ではなく、自分が出向く。昔の公園に来る紙芝居のおじさんみたいな感じ。最初は紙芝居をしている側から、やっているうちに子どもたち自身がつくったり見せる側へとなれるような場をやれたらいいなと思っている。

 照屋寛樹;「知的なやばん人 知識+好奇心・行動力・野性的・子どもらしさ」。やばん人が最近いない。知識は豊富な子どもが多い。知識を知恵に変えるためには好奇心をもって行動しなければならない。

 武村博子;「大人とのかかわり方」。子どもの社会に大人が入りすぎているのではないか。子どもの社会が取り戻せるような場所ができるといいと思う。

 新里久乃;「五感(目・口・鼻・耳・舌の絵)」。人間の五感を持った子どもたち、それを生かしていないと感じることが多い。那覇市という都市部の中で、子どもたちが表現できるプログラムを。

 上間弘子;「食卓・家族のコミュニケーション・しつけ・感性」。家庭の中から、挨拶から、マナー教育。テーブルコーディネイトを親子にさせたところ、子どもたちが生き生きしていた。沖縄は共稼ぎが多い。誰かのために何かをすることが大事。家族のコミュニケーション、食礼、テーブルの空間をつくる。五感も育つ。

 阿部理沙;「(時間を共有、一緒に何かすることを表した絵)」。子どもだけで行くのではなくて親子も楽しむ。子どもが親になった時につながるような地域に。

 仲渡尚史;「安心」。色々物騒な事件があったりすることもあるのだが、想像力を育てるとかコミュニケーションだとか、選ぶとか、主体的な子どもたちの動きができる場所は、まず安心できる場所でないとそういったことをする自由がない。安心の空間があれば、皆さんが言ったことが実現できるのではないか。

上田真弓さんは今回欠席のため、次回に改めて御紹介していきたいと思います。

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【子どもにとって那覇市の良いところを一言】

 那覇市のもっている力について教えていただきたい。特に子どもに関わって那覇市の素晴らしい点、那覇市と子どもの関係でメリットを感じていることにかんして話していただきたい。歴史的にでもいい、人でもいい、皆さんに教えていただきたいと。やっぱり自分たちが持っている強みをいかしていきたいと思っています。那覇市のイイところをいかに伸ばしていくか、活用していくか。一言(30秒)ほどで話をしていただきたい。那覇市との関係で「良いところ」を2分ほどで書いてほしい。

仲渡;「いろんな人がいる、移動の自由がある、選択することができる」。

阿部;「国際通り、ふるさと」。国際通りが元気。子どもたちも自分たちの国際通りが古里、キーワード。

上間;「都会的」。昔と比べて都会的になった。東京の影響が大きい。情報が東京と直結している。スピード感、子どもたちのセンスも情報も都会的な感覚。

新里;「す〜じ道のおじさん、おばさん 新都心の森」。未来と過去という観点から。昔はスージ道を歩くとおじさん、おばさんが子どもたちに声をかけてくれる。未来展望として新都心の湿地帯で子どもたちが自由に遊べるプレイパーク的なところになれば。

武村;「施設が多い(文化的なもの娯楽的なもの等)、催しものが多い(接する機会が多い)」。今の那覇市は文化施設が多い。催し物も多い。子どもたちにとっていい所。

照屋(寛);「クロスカルチャー 交差点」。車の交差点だけでなく、人・モノ・情報・文化・歴史などの交差点が多い。そこから新しい文化をつくりやすい環境がある。

照屋〈美〉;「今昔、物 多い」。那覇は都会のイメージ。子どももセンスがいい。反面、自然や昔の風景も残っている。都会だけでない部分も持ち合わせている、昔ながらの風景も残っている。都会イメージだけでない。

仲里;「公園が多い」。人材が多いので人材が豊富。それが力になる。公園が意外に多い。うまい利用があるのでは。(アキ店舗も)使える場所の確保が出来る。

宮城;「雑多なもの、事、きょり、やわらかさ」。ヒトや物があり、距離感が近い。人が集まって街が出来たところ。コミュニケーションがとりやすい。

宮平;「伝統行事が多い」。以外に都会的な割には子どもが参加できるエイサーなどの行事がある。残っている。

吉田;「あたたかさ&いかがわしさ」。まだ7年。あまり知らないが、農連市場界隈をイメージすると、あたたかい人も多いが「あやしい人」も多い。いかがわしさも。街としては自然なこと。子どもに対して「あやしい系」も必要。(イイ意味で)あやしい世界の体験も大事。

米盛;「情報メディアに触れるチャンスが多い」。那覇に来ないと機材が買えない。情報メディアは都市集中。物を買うのは那覇。子どもたちがメディアに触れるチャンスが多い。

久場;「いろんな人がたくさんいる(はず)」。いろんな人がいるが、近所の人を知らないことも。人材がいるものの、今は開かれていないのかも。

(仲渡)

全体の話を聞くと「ヒトのいる街」という気がする。ヒトが集まっているなかで多様性、素材などがあるという気がする。

(各委員にかいてもらったものを張り出し、キーワードごとに分類していく)

 キーワードを並び替えながら、メリットなどを分類整理してみたい。今回は漠然としたものなんですが、そういうところから皆さんが気にしているところなど全体の方向を確認していきたい。


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【並べ替え作業】第1回(仮称)那覇市チルドレンズ・ミュージアム構想づくり委員会の様子へ
キーワードを並び替えながらフリートーク。

(仲渡)

3つの柱ができたかと思う。これと座談会の課題、テーマなどを次回からつくっていきたい。

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【今年度の那覇市の業務体制について】
   (社会教育・スポーツ課 森田浩次)

 福祉、子育て支援なども、課の違いをこえてハード的なこともふくめて、縦割りではなく、部局などが話し合って、プロジェクトチームが対応するという体制ですので、委員の方もいろいろなやりとりをしながら進めていきたい。

 今後は、具体的な成果物も、チルドレンズ・ミュージアムもイメージがつかみにくいと思いますが、今回は顔が見えるということと、スケジュールやあまり固めない形でやらせていただいた。

 今後は課題を整理していきながら、いろいろな手法も組みながら課題を話していきたい。

 那覇市内の施設や場所を見ることも含めて次回以降、いろいろな場所で会議を開催してはという話もでている。

 次回の委員会開催日、09/28(火)19:00〜21:00。場所、久茂地公民館(予定)。

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