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| 郷土の歴史と文化を活かし、「あけもどろの都市・なは」 を拓く人間性豊かな人材の育成をめざして教育を推進する。 |
| 1 教育の基本理念 私たちの祖先は、海と空へひらけた地理的立地条件や進取の精神と人情味あふれる国際性豊かな人間を生かし、世界に誇れる沖縄独自の歴史と文化を創造してきた。 それらの精神は、過去の苦難に満ちた歴史的道程においても揺るぎなく発揮され、たくましい生命力と英知とたゆまざる努力により今日の復興と繁栄を築きあげてきた。 そして、それらは、隣人を大切にし、敬う「守礼の精神」や、互助・協調・連帯の「ゆいまーるの精神」を通して培われ、県民の特性として生きづいてきたのである。 那覇市教育委員会は、このような祖先のたくましく、豊かな人間性と苦難に立ち向かう不撓不屈の精神を継承し、『人間性豊かな人材の育成をめぜす教育の推進』を基本理念として揚げ「あけもどろの都市・なは」を拓く担い手の育成をめざすものである。 この基本理念は、まさに新しい教育改革の理念に通ずるものであり「豊かな心をもち、個性的かつ創造性あふれる、国際的な視野にたって21世紀を拓く心身とも健康な国民の育成をめざす」指標と合致するもので、また、本市の基本構想に揚げる「基本理念・都市像」とも合致するものである。 那覇市教育委員会は、あらゆる教育機能の充実・連携を図り、基本理念の到達に努めるものである。 ※ 「あけもどろ」という言葉は、沖縄・奄美諸島に伝わる古代歌謡「おもろさうし」のなかで語られた言葉である。この言葉は、南国の太陽が東の空に昇るとき、一瞬、色あざやかな光がうず巻状をなして織りなしてくる荘厳で雄大な光景をさしたもので、それを天空に輝く大きな花にたとえて、「あけもどろの花」とうたわれたものである。 「あけもどろの都市」は、融和と集合の美しいまち、未来への希望に輝く市民生活の理想郷として表現したものである。 2 教育の目標 那覇市教育委員会は、人間尊重の精神を基底とし、郷土の自然と文化に誇りをもち、個性豊かで創造性・協調性に富む人材の育成を期して、次のことを目標に教育施策を推進する。 ○進取の精神と自ら学ぶ意欲をもち、心豊かでたくましく、個性的かつ創造性あふれる幼児児童生徒の育成を図る。 ○平和で活力ある社会の形成者として、連帯と協調の精神を発揮し、郷土の文化の継承と発展に寄与する英知と創造に富んだ心身ともに健康な市民の育成を図る。 ○家庭・学校・地域社会の相互連携のもとに、社会の変化に主体的に対応し得る教育の方途を追求し、生涯学習社会の実現を図る。 3 教育の方針 本市の教育の基本理念に基づき、教育の目標の実現を図るため、次の方針を定めて施策の推進を図る。 ○生涯にわたる学習の基礎を培うため、自己教育力の育成を図るとともに、基礎的・基本的な内容を重視し、個性を生かす教育の充実を図る。 ○心身ともに健やかで、たくましく生きる青少年を育成するため、家庭教育の支援に取り組むとともに、家庭、学校、関係機関等との協働による青少年活動の促進と環境の整備充実を図る。 ○幼児児童生徒の発達段階に応じた教育環境を整備し、生活リズムの確立を促し、教師の資質向上を図り、子どもたちの「生きる力」を育む教育を実践する。 ○学校における環境教育、防災教育の充実と地域と連携した教育環境の整備を進め、また、災害に強く、環境に配慮した学校施設整備を図り、安全・安心な学校づくりを促進する。 ○市民一人一人の生涯学習を支援するための環境の整備を図るとともに、家庭・学校・地域・関係機関等との協働のもとに生涯学習の観点に立った地域づくりを推進する。 ○市民が、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るための、生涯スポーツ・レクリェーションの普及と振興を図る。 ○豊かな伝統文化の保存・継承を図り、歴史的遺産を活かしたまちづくりを促進する。 ○国際化、情報化、少子高齢化等の社会の変化に対応した教育を推進する。 |