ブックスタートの様子
▲ブックスタートの様子  

読む力は生きる力

子ども達のすこやかな成長を育むために

第1章 計画策定の背景

 読書活動は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く、生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものです。
しかし、情報化社会の現代においてはテレビやテレビゲーム、インターネット等の普及による社会環境の変化によって、子どもを取り巻く環境が大きく変わってきており、子どもの「読書離れ」の傾向が指摘されてきております。 
 平成十一年八月、読書の持つ計り知れない価値を認識して、子どもの読書活動を国を挙げて支援するため、平成十二年を「子ども読書年」とする衆参両院決議がなされました。
平成十三年に、「子どもの読書活動の推進に関する法律」が施行され
平成十四年に国の「基本計画」、平成十六年には「沖縄県子どもの読書活動推進計画」が策定されました。
 この両計画を基本に、本市では、生涯学習部と健康福祉部を中心とした関係各課で構成する検討委員会を設置し、平成十八年二月「那覇市子どもの読書活動推進計画」を策定しました。


第2章 基本方針

○ 計画策定の目的
 本計画は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づいて、本市の子どもの読書活動推進のための取り組みについての方向性や施策を示したものです。
 子どもが読書の楽しさに気づき、自ら進んで本を読みたくなるような環境を、家庭、地域、学校など社会全体で作りあげていくため、子どもの読書環境を総合的かつ計画的に整備・推進することを目的とします。

○ 計画の目標
(一)読書環境の整備
 乳幼児期からの読書環境を充実させることで、子どもが読書の楽しさに気づき、自ら進んで本を読みたくなるようにします。
(二)家庭、地域、学校の相互連携
 社会全体として取り組むことで、子どもの読書活動への理解と促進を図ります。
(三)人材の育成
 地域文庫やおはなし会サークルなど地域で活動している団体を支援するとともに、子どもの読書活動に携わる人材を育成し、活動する場や交流の場を支援していきます。
(四)読書活動の啓発・広報
 地域社会への啓発・広報を行い、理解と関心を深めることで、子どもの読書活動を促進していきます。

第3章 推進のための取り組み

○ 家庭・地域
・子どもが最初に本と関わる場
・成長に伴い、コミュニケーション能力を高める場

 子どもが読書に関心を持ちやすい環境をつくるため、日頃から本にふれる機会を多くしたり、乳幼児期には、絵本・紙芝居の読み聞かせをするなど、保護者が率先して読書活動に取り組む姿勢が望まれます。 
 また、病院や大型商業店舗等においては、絵本コーナーを設置するなど読書環境の整備に積極的に取り組むことが望まれます。
 
○ 図書館
・読書活動の推進を果たす最も重要な中心的役割を担う場
 読書活動の啓発、優良図書の情報提供、時宜に適した図書の収集、おすすめ本コーナー等の設置・充実を図り、子どもや保護者へ積極的に紹介、案内をしていきます。
おはなし会や各種行事を充実させることで、子どもが本に興味を持ち、読書への関心を寄せるよう、きっかけづくりの場を提供していきます。
 
○ 学校
・発達段階に応じて本に親しみ、本のよさを知り、読書への興味、関心を高めていく場 

 読書時間の確保と計画的な読書活動の実施に努め、学校全体で自校の実態に基づいて読書活動推進計画を作成し、全教職員連携のもと、読書活動の推進を図っていきます。 

○ 保育所・幼稚園
・生涯にわたる人間形成の基礎を培う場

 乳幼児期における読み聞かせの大切さや意義を保護者へ啓発し、読書活動への理解の促進を図るための職員への研修及び市立図書館や保護者との連携を図っていきます。

○ 児童館・公民館
・読書に親しむきっかけづくり、地域への子どもの読書活動の意義を普及する役割を担う場

 児童館では、乳幼児サークルへの支援、地域ボランティアとの協力体制の充実、公民館においては、講座へ取り組みの他、地域住民への理解を深めるための啓発を行います。


第4章 効果的な推進に向けて

 計画の期間を平成一八年度から二二年度までの五年間とし、家庭、地域、学校における指標と数値目標を設定します。
 また、各種施策を実施するため、必要な財政上の措置を講ずるとともに「那覇市子どもの読書活動推進委員会」を設置し、関連施策事業の進捗状況の確認及び方策の検討を行うなどして、本計画の円滑な推進に努めます。

※ 下図は市立図書館を中心とした、各機関等とのネットワークです。このネットワークを強化することで、図書館資源の効果的な活用を推進します。

那覇市子ども読書活動推進ネットワーク図

「那覇市子どもの読書活動推進計画」の詳しい内容については、ホームページをご覧下さい。http://www.edu.city.naha.okinawa.jp (生涯学習課 TEL098-853-5769)


移動図書館 「青空号」
おもろまち 「緑化ステーション」開所

開所式の様子 開所式の様子
▲開所式は、天空橋の前で早速本を借りていく親子の姿が見られた。

 今年で三十周年(昭和五十一年設置)になる移動図書館「青空号」は、一般書、児童書、紙芝居、雑誌など約三千五百冊の資料を積み、図書館(中央および六分館)からおよそ一キロ以上離れた地域の市民の皆様のために、各ステーションを巡回し貸出を行っています。
 このたび三十六箇所目となる「緑化センターステーション」が、平成十八年五月十五日に開所しました。
当日は、あいにくの雨模様ではありましたが、事前の案内で心待ちにしていた親子が早速、本を選んで借りていました。さらに、散歩途中の住民が次の巡回日時を確認するなど、近隣住民の図書館への期待の大きさが伺えました。
 同ステーションの巡回日は、月一回、毎月第四土曜日午前十時から一時間で、五月二十七日からいよいよ通常の貸出も始まります。
 巡回日には「まちどおしいなブックモービル」のメロディーが流れます。お近くの皆さんご家族揃ってお越し下さい。

お問い合わせ 那覇市立中央図書館
TEL 832―2521
http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/lib/


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